その他

2018/09/15 本館と統合し www.its-law.net に移転しました。
2011/10/03 独自ドメイン(blog.its-law.net)化しました。
2011/04/13 事務所サイト の本館と分けました。
2010/10/02 アドレスを「itslaw」に変更しました。
2009/07/01 NINJAブログに移転しました。
2008/06/22 ブログをリニューアルしました
2007/06/30 ブログを立ち上げました。

IT法コラム

 一見すると似て非なるものに思えますが、コンピュータ・プログラムと契約書には、かなりの共通点があります。いずれも「ロジックの塊」であり、それにより、片やコンピュータの動きを規律し、片や人の行動を規律します。実際、「CODE」の著者であるレッシグ教授は、サイバー空間においては「コードは法である」として、規制手段としての両 ...

IT判例

 旭川医大×NTT東の訴訟(第一審:旭川地判平成28年3月29日、控訴審:札幌高判平成29年8月31日)は、スルガ銀行×日本IBMの訴訟に次ぐ、典型的な大規模システム開発訴訟でしたが、控訴審でのベンダ(NTT東)の逆転勝訴(約14億円の請求認容)という形で決着しました。主な争点はベンダのプロジェクトマネジメント義務とユ ...

IT法務

 「取引介入型サービス」というのは余り聞かないかも知れませんが、本来は二者間である取引に第三者が何らかのサービスをもって介入し、三者関係になるものを指します。もちろん、そのサービスに一定のメリットがあるからこそ、ビジネスとして成立するわけですが、デメリットにも注意しなければなりません。以下に、そのようなデメリットが生じ ...

IT法務

 請負契約でも準委任契約でも、報酬の支払は後払が原則です。もちろん、これは任意規定(法律上のデフォルト)ですから、契約によって前払あるいは中間金ありに変更することは可能です。前払であるか後払であるかは、資金繰りに大きな違いを生じさせますが、むしろそれより大きいのがいざという時に契約当事者の交渉力に与える影響です。 支払 ...

システム開発

 通常の業務系システムは、一定程度のバグや操作ミスがあることは避けられないという前提の下、一定の不都合な結果の発生は黙認している(せざるを得ない)状況にあると思われます。費用対効果を考えれば、これはやむを得ないとも言えるわけですが、以下に挙げるようなシステムについては、その費用対効果が破れるリスクが高く、再考を迫られま ...

IT法コラム

 法令の正式名称(正しくは「題名」といいます)には、長いものが少なくありません。俗にいう「個人情報保護法」は「個人情報の保護に関する法律」、「プロバイダ責任制限法」は「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」が、それぞれ正式名称です。比較的知られている法律で特に長い法令名を持つものと ...

IT法務

 サービス・レベル・アグリーメント(Service Level Agreement)とは、あるサービスを提供する事業者(ベンダ)とその利用者(ユーザ)の間で、サービス契約に付随して結ばれるサービスレベルに関する合意をいいます。ここでいうサービスレベルは、広くサービスの定義自体、範囲・内容、品質、サービス結果を含みますが ...

IT判例

 先日、青汁を飲むだけで容易に痩身効果が得られるかの広告をしたとして、健康食品の販売会社が景品表示法違反で1億円超の課徴金納付を命じられるという事件がありました(平成30年10月31日消表対第1259号)。報道によれば、この金額は、食品販売業者に対する課徴金としては過去最高額ということです。処分を受けた販売会社は、自社 ...

IT法コラム

 「強い債務」と「弱い債権」という表題に、違和感を抱く人は多いかも知れません。債務は義務等の不利益だから弱いものであり、債権は権利や利益だから強いものであるはず。特に、悪質な債権者による強引な取り立てや、土足で踏み込んだ(実際にはそんなことはありませんが)執行官が家財一切に差押えの封印票を貼り付けていく、といったイメー ...

知的財産権

 所有権が「モノ」に対する権利であるのに対し、著作権は「情報」に対する似たような権利であると見られることがありますが、著作権の方はかなり人工的、政策的な権利です。所有権が全面的な支配権と言われるのに対し(これも美術品や廃棄物等を考えると程度問題ではありますが)、著作権では権利者の保護と公共財としての利用との間のバランス ...